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カンダHD/3月期の売上高9.8%増、営業利益63.8%増

2012年05月14日/決算

カンダホールディングスが5月14日に発表した2012年3月期決算によると、売上高は254億8300万円(前年同期比9.8%増)、営業利益13億8000万円(63.8%増)、経常利益13億2200万円(65.7%増)、当期利益6億6100万円(96.7%増)となった。

貨物自動車運送業は、取扱量の減少、顧客企業の物流コスト削減要請、一般貨物低迷の基調がここ数年続いている。

主力業務の物流センター業務代行、流通加工業務に注力し、新規顧客の獲得に向け努力してきた。新規業務取扱いによる倉庫稼働率のアップや震災復旧に伴う日用品関連等の取扱いが増加したこと等により、営業収益、営業利益とも前年を上回ることが出来た。

貨物自動車運送事業の売上高は221億7400万円(1.3%増)となり、営業利益は15億3800万円(48.0%増)となった。

国際物流事業は、2011年2月より事業を開始したペガサスグローバルエクスプレスを核に、着々と体制整備を進めてきた。具体的には、従来よりの主力業務の国際宅配便事業に加え、フォワーディングの取扱いについても専門部署を設置し新規案件の取扱いを進めてきた。

国際物流事業の売上高は23億8400万円(6.6倍)となり、営業利益は1億3900万円(10倍)となった。

来期は、売上高270億円(6.0%増)、営業利益14億1000万円(2.1%増)、経常利益13億4000万円(1.3%増)、当期利益6億7000万円(1.3%増)の見通し。

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