遠州トラックは5月21日、中期5か年経営計画（2012年～2016年）を策定した。
業績目標は、売上高227億1700万円、営業利益8億2800万円（2011年度の実績）を、2014年度にはそれぞれ278億円、10億4000万円、2016年度には306億円、12億3000万円としている。
投資計画では、拠点の拡充・整備、情報システムなどへの投資と新規事業の運用整備を行い、戦略的物流を推進するため、計画期間中に40億円の投資を予定している。
今後も引続き予想される旺盛な顧客の物流改善要求に応えて、3PL事業を中心に積極的な戦略的物流の推進を軸に事業を拡大するとともに、ヒト・モノ・カネ・情報を最大限に活用して資本効率の向上を目指した経営を推進し、企業価値の最大化を図る。
グループの物流拠点と物流ネットワークに、多種多様な物流ノウハウを組み合わせることにより、戦略的物流の企画・設計を行い、良質なサービスを提供する運営体制を構築する。
事業領域の拡大を図るため、従来の主力である工業系物流に加え、流通系物流にも注力。住友倉庫グループ各社との連携を強化し、輸出入貨物に関わる取扱いの拡大を図り、顧客のグローバルニーズにも応える。
物流商品の多様化と所有資産の効率的運用を図るため、住友倉庫との連携により、本格的にトランクルーム事業への進出を図る。
