いすゞ自動車は5月31日、ロシアのソラーズと双日とで出資するソラーズいすゞの出資比率を引上げると発表した。
いすゞが29%、ソラーズが66%、双日が5%の出資を行っていたが、ロシア事業再強化の一環として、ソラーズいすゞへ66%を出資するソラーズより、同社が保有する株式の一部を購入し、いすゞの出資比率を45%まで引き上げる。
ソラーズいすゞは、2008年よりトラックの生産をタタールスタン共和国のエラブガ工場で行ってきたが、長期的な事業安定の視点からウリヤノフスク市の新工場に移転する。
■新工場の概要
所在地:ウリヤノフスク州ウリヤノフスク市
開始年月:2012年6月
生産車種:いすゞNシリーズ(日本名:エルフ)
生産能力:当面5000台/年
敷地面積:2万3500㎡(UAZ工場内専有面積)