ニチユは6月7日、三菱重工業からの国内向けエンジン車(エンジン式フォークリフト)生産の要請を受け、委託生産の検討を開始すると発表した。
生産検討対象機種は国内向け小型車を予定。
ニチユと資本提携関係にある三菱重工は生産体制の再編に取り組んでおり、その一環としてニチユでのエンジン車生産の可能性について検討を行う。
すでにニチユと三菱重工は2009年4月に国内フォークリフト販売会社を統合して、ニチユMHIフォークリフトを発足させており、既にエンジン車を販売する体制は確立済み。
具体的な設備投資額、工場レイアウト等は未定で、詳細事項については今後検討していくこととなるが、生産開始時期は 2013年半ば、生産規模としては年産約4000台が見込まれる。