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JUKI/モーダルシフト・共同輸送でCO2削減進む

2012年06月26日/SCM・経営

JUKIは環境報告書2012年を発行し、本来業務と一体化した環境・社会活動を紹介しているが、物流段階でのCO2削減にも積極的に取り組んでいる。

JUKIグループは産業装置(秋田県横手市)と工業用ミシン(栃木県大田原市)の出荷拠点から海上コンテナの内陸輸送に於いて、トラック輸送を鉄道輸送へと変更し、CO2削減を実施している。

上海からの部品の輸入はSSE(上海スーパーエクスプレス)を利用し、本来空輸していた輸送経路を海上輸送プラス鉄道輸送にモーダルシフトしている。

JUKI電子工業では、環境改善の一環として、梱包材の削減と梱包・開梱工数の低減を図るため、「DAY CARRY」を継続運用し、秋田3社間の通い箱化を進めるなど、グループ全体で省資源、省エネ活動に取り組んでいる。

JUKI松江では、2011年よりJUKI大田原工場(栃木)への工業用ミシンの搬送は、栃木県の企業(東芝メディカルシステムズ)の関西向け荷物を降ろしたあとの帰り便(従来は空コンテナ)を利用している。

共同物流により、効率的なモーダルシフトを実現し、将来的にはJUKI広島からの荷物や海外調達部品もこれに積み合わせて鉄道輸送する構想もある。

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