LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





公共CRE/草加市に3万㎡の物流センター着工

2012年07月09日/物流施設

  • 関連キーワード
  • CASBEE

公共シィー・アール・イーは7月9日、賃貸用物流施設「(仮称)KCRE 草加物流センター」の建設に着手したと発表した。

<完成イメージ>
20120709cre1 - 公共CRE/草加市に3万㎡の物流センター着工

<内部の様子>
20120709cre2 - 公共CRE/草加市に3万㎡の物流センター着工

開発用地は、東京外環自動車道「外環三郷西インターチェンジ」から約3kmの草加八潮工業団地内に立地し、用途地域が工業専用地域であるため、24 時間稼働が可能であり、立地・ロケーションは良好。また、周辺人口も多く、労働力確保の点においても高いポテンシャルを有している。

施設規模は、敷地面積1万5056㎡、4階建てで、延床面積は3万㎡。環境や省エネルギーに配慮した計画により、CASBEE 埼玉A ランク取得を目指している。働く人に快適な空間を提供し、周辺のよりよい環境づくりにも配慮した施設計画としている。

構造は、柱が鉄筋コンクリート造、梁が鉄骨造のハイブリッド構法であり、ブレースの無い純ラーメン構造の為、高いフレキシビリティを確保している。

倉庫のスペックは、各階床荷重1.5t/㎡、梁下有効高さ6.0m、庫内照度については300ルクスを確保し、倉庫部分の各階にトイレ及び休憩スペースとしても使用可能なフレキシブルな空間をそれぞれ2か所ずつ設置する計画。

事務所と駐輪場、喫煙スペースを東西2箇所に設け、全体計画としては複数テナントによる分割使用にも対応が可能な計画となっている。

搬送設備については、荷物用エレベーター(4t)を6基、乗用エレベーター(11人乗)2基を設け、テナントニーズにより荷物用エレベーター2基、垂直搬送機4基をオプションで増設の対応が可能な造りとしている。

トラック車両出入口(有効幅12m)を3か所、歩行者専用出入口を3か所設置し、車両と歩行者の動線を明確に分離することにより安全性の確保を図っている。

環境面では、トイレ等の照明を人感センサーを採用するなど省エネルギーに配慮し、災害対策では、地震時の液状化の影響を受けない構造床形式とするなど、環境配慮型物流施設として開発する。

■(仮称)KCRE 草加物流センターの概要
名称:(仮称)KCRE 草加物流センター
所在地:埼玉県草加市青柳1-5-34
敷地面積:1万5056.45㎡
延床面積 3万72.73㎡
柱:鉄筋コンクリート造
梁:鉄骨造 地上4階建て
工期:2012年6月15日着工~2013年4月30日竣工予定
施工:大林組

問い合わせ
公共シィー・アール・イー
物流投資企画事業本部 物流投資企画事業部
TEL 03-5159-1956
http://www.kokyo-cre.co.jp

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース