DHLは7月12日、1億7500万米ドル(138億25000万円)を投じ、DHL Express 北アジアハブを上海浦東国際空港に開設した。
さらに1億3200万米ドル(104億2800万円)を投資し、2014年までに上海-北アジア、上海-ヨーロッパ、上海-アメリカ間の高需要ルート向け専用機8機を追加する。
北アジアハブの規模は、敷地面積8万8000㎡で、1時間に最大で書類2万通と貨物2万個を処理できる。
燃費の良いT5照明や温水用太陽光発電など、環境への配慮も突出しており、仕分けシステムは、使用されていない装置を自動的に感知し、再稼働が必要になるまで省エネのスリープモードに切り替わる
よう設計している。
北アジアハブの開設により、上海、香港、バンコク(タイ)、シンガポールにあるDHL Express のアジア太平洋地区の4つのハブは、同地区に位置する70以上のゲートウェイとつながる。
DHLのネットワークインフラは、40の国と地域をカバーする40機以上の包括的なエアネットワークとなり、1日あたりコマーシャルフライト約690便となる。
※1ドル79円換算