DHLは4月4日、フォーミュラ1(F1)のオフィシャルロジスティクスパートナーとして、2025年も引き続き「FIAフォーミュラワン世界選手権」の実施をサポートすると発表した。
同社は20年以上FIを継続的にサポートしており、2025年度は世界5大陸で開催される全24レースのオフィシャルロジスティクスパートナーとして大会を支える。
DHLモータースポーツロジスティクスチームは2024年、F1レースの成功に不可欠なレーシングカー、エンジン、燃料、タイヤ、スペアパーツ、放送機器、ホスピタリティ関連資材などを含む機器一式の輸送の支援を行っている。同チームには100名のスペシャリストが在籍し、その中の半数近くのメンバーが、レース会場で輸送業務に従事する。
2025年シーズンは3月14日~16日、オーストラリアで開催し、最終戦は12月5日~7日のアブダビグランプリ。日程には、トリプルヘッダー(3連戦)が3回、ダブルヘッダー(2連戦)が5回含まれており、フォーミュラ1は輸送における炭素排出量を削減するため、レース会場の地理上の動線を改善する形で開催順序を変更したスケジュールを組んだという。
両者は持続可能性の目標に対する強いコミットメントと、モータースポーツに関連する温室効果ガス排出量削減という共通のビジョンを掲げており、DHLは、陸上・航空・海上輸送を組み合わせた持続可能な複合一貫輸送ソリューションを通じて、フォーミュラ1の「2030年までのネットゼロ目標」の達成を支援している。
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