富士通は8月3日、商用車向けに、スマートフォンで収集した車両の運行情報やドライバーの作業情報を、クラウドサービスで管理・分析する運行管理サービス「TRIAS/TR-SaaS for Smartphone」を販売開始した。
<サービスのイメージ>
スマートフォンとSaaSを連携させることで、コストや運用負荷を大幅に削減するとともに、短期導入を可能にした。エコ&セーフティドライブ機能により、ドライバーの運転特性を可視化し、安全で燃料ロスの少ないエコドライブを支援する。
また、オプション機能である社員の位置情報を把握する機能により、タイムリーな業務指示が可能になり、さらに、日報の自動作成機能により、ドライバーの作業負荷を大幅に削減できる。
デジタコが装備されていない車両を保有する企業でも、業務効率や燃費向上によるコスト削減、安全運転による輸送品質の向上、さらには環境貢献への取り組みを強化し、業務改革につなげていくことができる。
価格は、TRIAS/TR-SaaS for Smartphone(スマートフォン1台あたりのサービス利用料)は月額1100円から、TRIAS/TR-SaaS for Smartphone(追加PCクライアントライセンス)は月額3000円から。
販売目標は2016年度末までに累計6万車両。