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東芝メディカルシステムズ/上海に中国調達センター開設

2012年08月17日/国際

東芝メディカルシステムズは、このほど中国・上海に中国調達センターを開設した。

従来、本社と中国大連を調達活動の拠点としていたが、上海に中国調達センターを開設することで、本社をグローバル調達統括部とし、中国製造現地法人の東芝大連医用工場とあわせた3つの拠点の連携体制を構築し、グローバル調達の拡大と効率化を図る。

上海は、欧米医療機器メーカーの製造現法が多くある華東地区の中心にあたり、欧米・日本の医用部材メーカーの中国工場や、中国地場の医用部材メーカーも数多く拠点を構えている。

センターには、国内・海外で経験を積んだ調達スタッフだけでなく、開発、製造技術、品質など専門スタッフが一緒に駐在し、国内と同レベルの品質を維持しながら、中国部材メーカーのポテンシャルを活かした中国調達を行う。

東芝の地域統括現地法人、東芝中国社の調達本部内に開設し、東芝グループの他事業のソーシングメンバーとも連携を図り、東芝グループの調達シナジーを発揮する。

急速な円高、売価ダウン、厳しい事業環境に対応するため、2014年までにグローバル調達比率を75%に拡大することを目指し、製造原価低減と外貨インバランスの解消を狙っている。

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