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丸運/4~9月の売上高1.2%減、液体輸送部門10.2%減

2012年10月31日/決算

丸運が10月31日に発表した2013年3月期の第2四半期決算は、売上高234億9200万円(前年同期比1.2%減)、営業利益1億3400万円(69.3%減)、経常利益1億5900万円(67.5%減)、当期損失5700万円(前年は3億800万円の当期利益)となった。

貨物輸送部門のうち、一般貨物輸送では、機工・重量品等の取扱が減少したものの、生産関連貨物が前年の大幅減の反動から持ち直しが見られたことや、昨年下半期から主要顧客の潤滑油製品輸送の元請化や食品物流事業を開始したこと等により取扱量は増加した。

鉄道利用運送は一部取扱貨物が増加したものの自然災害による輸送障害の影響等から取扱量が減少した。売上高は前年同期に比べ4.4%の増収となった。

建設中の羽田京浜物流センター(延床面積5536坪)は、計画どおり12月に営業を開始する。

液体輸送部門は、効率的輸送に努力したが、ガソリン等石油製品および化成品の輸送量が内需の減退や燃料転換の進展等から減少し、売上高は前年同期に比べ10.2%の減収となった。

国際物流部門は、既存顧客の掘り起こしや新規顧客獲得に向け積極的な営業強化を行ったが、電子材料関係の輸出の回復が遅れていることや、世界的な経済の先行き不安や荷主企業の海外進出等により取扱量が減少し、売上高は前年同期に比べ3.2%の減収となった。

通期は、売上高488億円(1.0%減)、営業利益8億円(11.7%減)、経常利益8億円(16.4%減)、当期利益2億5000万円(57.4%減)の見通し。

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