極洋が11月5日に発表した2013年3月期第2四半期決算によると、物流サービス事業の売上高は25億1600万円(前年は23億3100万円)、営業損失2億9700万円(前年は営業損失2億3100万円)だった。
物流サービス事業セグメントでの冷蔵倉庫事業では、営業力強化と事業の効率化に努めた。冷蔵運搬船事業は、運賃市況の低迷に加え、燃料価格の高止まりや円高の継続など厳しい状況のなか、バナナ輸送の年間契約の獲得及び傭船契約の一部解除によるコスト削減に努めた。
その結果、この部門の売上は前期同期を上回ったものの、船舶のスポット運航の低迷により利益は下回った。