トナミホールディングスは11月21日、中核企業のトナミ運輸が建設を進めていた新物流センターが竣工したと発表した。
＜新物流センターの外観＞
トナミ運輸の富山主管支店が施設の狭隘化や増築等も難しい状況にあることから、移転新築による物流機能の強化・拡大をはかることとし、かねてより代替地候補の選定を行い、物流センターの建設を進めていたもの。
富山主管支店に比べ、敷地が2倍、約1.5倍のトラック荷捌きスペースとなり、新たに営業倉庫を設置して、温度帯管理を備える流通保管機能を強化した。
特殊なノウハウが必要な3PL事業（医療系・食品系など）への取組み、国際複合一貫物流への取組み（フォワーディング事業など）を拡大していく。
施設は、流通保管機能の新設による物流機能の充実・市場競争力強化、営業エリアの拡大による顧客サービスの向上、集荷・配達の生産性向上、荷捌ホームの取扱能力の増大による業容の拡大を目差し、営業展開を図る。
■概要
機能：トナミ運輸富山主管支店、富山支店、富山流通センター、富山航空支店
所在地：富山市宮町334-1
荷捌ホーム棟：2800㎡
保管庫：7700㎡
3F建、1F常温、2F・3F定温・冷蔵庫、エレベータ2基、垂直搬送機1基
その他事務所棟2階建（1F.富山支店、富山航空支店、2F.富山主管支店）、給油スタンド、洗車場
営業エリア：富山市及び近隣地
