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JR貨物/来年3月16日にダイヤ改正

2012年12月25日/3PL・物流企業

日本貨物鉄道は12月21日、2013年3月16日にダイヤ改正を実施すると発表した。

梅田駅の吹田貨物ターミナル駅・百済駅への機能移転が2013年春終了により、梅田駅(貨物)の営業は、改正で終了する。

吹田貨物ターミナル駅の東海道本線上に位置した優れた立地条件とE&S機能(着発線荷役システム)を生かした、全国各地区との結節点としての役割を担い、リードタイムの短縮と各方面への中継アクセスを改善する。

百済駅は、コンテナホーム拡張と26両(1300㌧)編成列車に対応できるように改良しリニューアル開業する。

トップリフターを新規導入で、大型コンテナの取扱いも可能となり、大阪臨海地区・大阪南地区の利用の利便性を大幅にアップする。

首都圏の北の玄関口である隅田川駅は、これまで貨車輸送が中心だった時代の古い駅構造となっていたが、隅田川駅鉄道貨物輸送力増強事業が完成することで、全荷役ホームを20両編成コンテナ列車に対応できるように改良し、リニューアル開業する。

これにより、輸送力の増強、有効時間帯における列車増発を行うとともに、大型コンテナ積載貨車の充実により、発着だけでなく中継貨物の取扱いも開始し、大型コンテナ利用区間拡大のニーズに対応する。

関東・東海~九州間のコンテナ列車を中心に最大5時間半の到達時刻の短縮し、東京~福岡間の最速列車は、はじめて17時間を切り16時間48分で結ぶ。

E&S駅として新たに誕生する吹田貨物ターミナルの利便性を活かし、日本海縦貫線における雪害時等の輸送障害時には、東海道・東北線経由での代替輸送の計画を速やかに実施する。

上越線不通時には、金沢・新潟⇔関東間の荷物を吹田貨物ターミナルを中継するルートで輸送するなど、輸送障害時におけるセーフティーネットとしてフレキシブルに輸送ルートを確保し、安定輸送に努める。

主要各機関区・駅に機関車・コンテナ車等の、輸送障害時の際に折り返し運転確保に備えた予備車両を配備する。

機関車12両、コンテナ車252両、コンテナ4000個を新製する。

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