ヤマト運輸は3月14日、野村不動産が3月15日に開業する大型商業施設「ボーノ相模大野SC(ショッピングセンター)」の館内配送業務を受託したと発表した。
<ボーノ相模大野SC>
受託内容は、各配送業者からの荷物を入り口の荷捌所でまとめることで、荷捌所における車両の待機時間を削減する。
また、物量の増加が予想される大型連休やイベント時においては、道路状況に応じて周辺の弊社営業所に荷物を一時的に回避させることで周辺道路の納品渋滞を緩和する。
施設内では、各配送業者の荷物を各テナントへ一括で配送することで、セキュリティの向上や配送の効率化を図る。
これら安全や環境・セキュリティの確保がされることで施設ブランドを向上させ、施設を利用する顧客や周辺地域の顧客の利便性向上に寄与する、としている。
施設内の集約配送だけではなく、周辺地域の顧客がより便利に利用できるように、併設する分譲マンション「プラウドタワー相模大野」の居住者向けに、ボーノ相模大野SCで購入した商品を宅配するサービスや、施設内の荷物を一元管理できるシステムの導入を予定している。
さらに、宅急便ネットワークと連携し周辺地域の顧客向けの配送サービスも検討する。
なお、ボーノ相模大野SC(相模原市南区相模大野3)は、小田急線相模大野駅から直結する商業施設・公共公益施設・住宅が融合した複合商業施設の北側に位置する90店舗で構成される大型商業施設。