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米国/2月度のアジア主要10か国発のTEU実績22%増

2013年03月15日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は3月15日、米国海上コンテナ輸入の2月実績をまとめた。

アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port・母船積地ベース・実入り・FROB含)は前年2月との比較では22%増となった。

昨年の2月が88万TEUと前月比23%のマイナスだったことに対して今年は12月・1月の堅調な動きのまま、例年の春節後の減少に反発した形で、2月としては2008年(109万TEU) 以来5年ぶりに100万TEUを越える結果となった。

特に中国は昨年2月が前月比33%のマイナスだったこともあり、今年の2月は前年比で42%の大幅増加となった。9日に発表された米国商務省の1月分貿易統計でも昨年の2月と比較すると家具、自動車関連をはじめとする主要品目全てで増加が見られる。

アジアに牽引された2月の米国向けコンテナは中・南米がマイナスだったが欧州発は10%増で全体では前年比13%の増加となった。

ただ、アジアでも中国、ベトナム、マレーシア、タイの二桁増、韓国、台湾、シンガポールの横ばい傾向の中、インドが10%、日本が21%のマイナスだった。

日本発直行分は昨年の2月が母船積地ベースで5.9万TEU、荷受け地で6万TEUと多かったことで今年の前年比マイナス幅が目立つ。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

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