NTTロジスコは4月16日、4月11日と12日に「物流センタ改善報告会」を開催したと発表した。
NTTロジスコグループでは、サービス品質・生産性向上のために、TPS(トヨタ生産方式)の手法をベースとした2S・改善活動、日次収支管理、レイバーコントロールの徹底に取り組んでおり、全国の物流センタ、在庫管理室、事務管理センタ等から選抜された23チームが、日頃の改善活動の成果を発表し、第1位から第5位、特別賞を決定した。
1位には、慣習的に行われている作業に切り込み、誰にでも効率的に行える標準作業化・見える化、3ムダラリ(ムダ・ムラ・ムリ)の排除、モノの流れの整流化、訓練道場による教育体制の強化等、生産性を45%向上させた八尾物流センタが選ばれた。
同社では、改善活動を水平展開していくとともに、TPSの手法をベースとした2S・改善活動を、今後はLGPS(Logisco Production System)として進化させて改善活動をさらに推進し、顧客にローコスト・高品質なサービスを提供していくとしている。