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ワールド・ロジ/スポンサーの支援受け、事業再生計画案策定

2013年05月09日/SCM・経営

ワールド・ロジグループは5月8日、事業再生ADRの手続を行っていたが、スポンサーからの支援内容を前提とした事業再生計画案を策定したと発表した。

スポンサーに選定されているのは、アセット・グロース・インターナショナルとナカノ商会で、併せて第三者割当による新株式の発行を実施することを決定した。

事業再生計画案の概要は、事業方針として、今後、主力事業である3PL事業に経営資源を集中し、スポンサーによる支援を受け、グループの信用補完を実現し、グループの与信不安を払拭することで受注回復を目指すとともに、スポンサーとのシナジー効果を発揮し、収益力向上による事業基盤の強化を図るとしている。

コスト削減策として、これまで不採算事業となっていたフルフィルメントサービス事業の撤退や本店移転及び東京支社閉鎖による賃料の削減等による会社経営の効率化を図ってきたが、今後、一層固定費を削減すべく、人員の適切な配置等に努め、諸経費の合理化を進めていくとしている。

事業再生計画案は、今後、対象債権者の検討を経て、2013年6月11日開催予定の第3回債権者会議(事業再生計画案の決議のための債権者会議)で、対象債権者の合意による成立を目指す。

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