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GXS/次世代のActiveアプリケーションポートフォリオを発表

2013年05月21日/国際

GXSは5月21日、次世代のGXS Activeアプリケーションポートフォリオを発表した。

GXS Active アプリケーションポートフォリオは、従来のエンタープライズソフトウェアアプリケーションに比べ、製品化スピードアップ・運用コスト削減効果の高いSaaS製品スイート。

顧客・サプライヤ、銀行、輸送業者とのビジネスプロセスを自動化でき、従来のソフトウェアに代
わるより柔軟で低コスト。B2Bデータ連携システム内を流れる膨大な量のデータにビジネスロジックを適用して、企業はより大きなビジネス価値を生み出すことができるという。

同社のSaaSポートフォリオを利用するビジネスパートナーは15万社を超え、直接顧客である4万社のうちの数万社が該当する。

製品は既に販売を開始しているが、GXS Active Varianceは、ブラジルでのみ販売している。

■ポートフォリオに、含まれている製品
・GXS Active Logistics(ロジスティクス)=すべての重要な物流情報源を一元化して、マルチモーダルなグローバルサプライチェーン全体にわたって、注文と出荷の状況を能動的に監視できる。サプライチェーンの遅延検出に役立ち、重要な出荷については状況をタイムリーに提供する。

・GXS Active Orders(オーダー)=顧客とその取引先企業のコミュニティメンバーは、調達から支払いまでのライフサイクルを電子的に自動化でき、買い手と売り手の両方が同じ1 つのシステムを記録システムとして使用できる。完全なペーパーレス環境でコストと在庫を削減し、顧客満足度を確立するのに役立つ。
・GXS Active Catalogue(カタログ)=メーカーやその取引先企業などコミュニティメンバーが新製品の導入や製品の生産終了などに伴う製品関連の属性の交換を自動化できるようにする。在庫切れの回避、新製品導入の改善、収益創出促進に役立つ。

・GXS Active Invoices with Compliance(インボイス ウィズコンプライアンス)=顧客やその取引先企業などのコミュニティメンバーにコンプライアンスサービスを提供し、世界中のビジネスインボイスの交換を自動化する。世界各国の政府がそれぞれ電子請求書に課している固有の規制および税制コンプライアンス要件への対応を支援。

・GXS Active Community(コミュニティ)=構造化データと非構造化データの両方を使用したイネーブルメント(取引先間でのプロセスと関係の確立)、コンプライアンス、コミュニティ管理トピックに関するコミュニティメンバー間のソーシャルコラボレーションを可能にする。生産性、統制、およびビジネスコミュニティ管理の向上に役立つ。

・GXS Active Variance(バリアンス)=企業が複数のカード発行者のクレジットカードとデビットカードを集約、照合できるようにする。キャッシュフローの予測、例外の追跡、支払うべき金額の照合に役立つ。

・GXS Active Intelligence(インテリジェンス)=クラウド内固有のビジネスルールを適用して、顧客とその取引先企業のコミュニティメンバーとの間で交換される不正確なデータや破損したデータを修正、変更、追跡、または検疫ができる。不良データやコンプライアンス非対応に伴うコストを回避するのに役立つ。

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