ヤマトシステム開発とヤマトロジスティクスは6月3日、神戸市中央区の神戸医療産業都市内にサテライトオフィスを5月20日に開設したと発表した。
サテライトオフィスでは、21世紀の成長産業である医療関連産業向けに、宅急便のラストワンマイルネットワークを基盤としてグループ各社が保有するIT・LT・FTの機能を組み合わせたソリューションを提供していく。
開設をきっかけに、医療関連企業・団体の方々のニーズを集約し、ヤマトグループがトレーシング(荷物・作業管理追跡)、セキュリティ(高レベル施錠)、物流の各機能を医療分野に特化したワンストップで提供可能な「メディカルプラットフォーム」を構築する。
今後、医療関連の業務支援を加速し、再生医療、予防医療など医療技術の発展に寄与するとしている。
■サテライトオフィス概要
所在地:神戸市中央区港島南町1-5-2 神戸キメックセンタービル
サービス:e-ネコセキュリティBOX、試験管トレース、メディカル製品物流、ローナー支援サービス
連載 物流の読解術 第17回:直線型配送における共同配送-物流共同化を考える(5)-