シービーアールイー(CBRE)は6月18日、四半期ごとに実施している世界の都市別優良物流施設賃料ランキングを発表した。
<世界主要都市の優良物流施設賃料ランキング CBRE2013年Q1調査>
賃料が高い都市は、東京圏、シンガポール、香港、シドニー、ブリスベーン、パースなど、アジアパシフィック地域の都市が大部分を占めている。
東京は2013年第1四半期に物流施設の賃料が上昇した数少ない年の一つで、その背景には3PL事業者とインターネット通販会社の旺盛な需要がある。
供給は大きく増える見込みだが、最新鋭施設の不足により、需要は依然高水準を維持している。
2013年に東京圏で新規供給される総面積は約1100万平方フィートに上ると見込まれており、それらの施設の多くは100万平方フィート以上の面積を擁する最新鋭の大型マルチテナント型施設となると分析している。