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JVCケンウッド/車載CANデータ活用で合弁会社

2013年07月18日/IT・機器

JVCケンウッドは7月18日、モバイル通信による車載CANデータのクラウドプラットフォームを活用するテレマティクス事業を展開すると発表した。

ゼットエムピとの合弁による共同展開で、自動車の車載データをリアルタイムに集約し、自動車の状態と運転者の行動をインターネット上に蓄積する。

そのビッグデータの解析・モデル化を通じて、交通事故の低減、二酸化炭素の排出量削減による環境対策に繋げる。

さらに、運転者に快適性や楽しさをもたらすサービスの提供や、BtoB向けの新たな付加価値サービスの提供を目指す。

なお、事業化にあたって必要となる製品・サービスの開発・生産・販売機能は両社で分担する。

CAN(Controller Area Network)は、自動車などの機械の内部で、電子回路や各装置を接続するためのネットワーク規格。

ISOによってISO11898、ISOl1519として標準化。自動車内部でECU(電子制御装置)やエンジン、ブレーキなどの部品をつなぎ、部品の状態を伝達または制御技術の送信に使用され、すべての装置が一つの伝送路を共有するバス型のネットワーク。

■合弁会社の概要
名称:カートモ
所在地:東京都文京区小石川5-41-10住友不動産小石川ビル
代表者:谷口恒(代表取締役社長)
事業内容:車載CANデータクラウド技術の研究開発と事業化を行う
資本金:1000万円(設立登記時点)
資本準備金:1000万円(設立登記時点)
出資比率:ゼットエムピー51%、JVCケンウッド49%

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