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伊藤忠ロジ/医薬品3PL拡大で、埼玉県加須市に物流センター新設

2013年08月08日/物流施設

伊藤忠ロジスティクスは8月6日、医薬品3PL事業拡大のため埼玉県加須市に医薬品専用センターを建設すると発表した。

<物流センター完成イメージ>
20130808itochu - 伊藤忠ロジ/医薬品3PL拡大で、埼玉県加須市に物流センター新設

伊藤忠商事から7月に医薬品3PL事業の移管受け入れに伴うもので、2014年8月稼働を予定している。

施設は、敷地面積12,620㎡、延床面積19,696㎡、地上4階建て(2階は事務所のみ)で、東北自動車道加須ICの至近に位置している。

設備面では、非常用発電機、保冷用ドックシェルター、危険物倉庫を備え、BCP、温度管理、セキュリティにより配慮した医薬品専用センターとなっており、外壁には断熱金属サンドイッチパネルを使用するなど、空調効率化にも配慮している。

医薬品3PL事業の移管については、1998年から伊藤忠商事を主体に医薬品3PL事業に取り組んでおり、近年、国際品質基準への対応の厳格化等、高度な物流機能が求められるようになり、専門性とより柔軟な設備投資への対応が必要となっていた。

このため、グループの伊藤忠ロジスティクスで取り組むことが、より物流品質、顧客満足度の向上に繋がり、長期的な医薬品3PL事業の拡大に発展するとの判断から移管となった。

今後、商社系物流会社として、日本国内の医薬品3PL事業だけでなく、フォワーディング機能、海外、海外域内ネットワークを活用し、商流への参入も視野に入れ、医薬品3PL事業の海外展開にも積極的に取り組んでいく考え。

既に昨年から検査薬の日本国内、輸送、中国国内の一括物流受託を開始しており、工場の集荷、国内センターでの保管、国内配送、通関、航空輸送、中国国内でのセンター運営、内陸輸送までを一貫して受託している。

■問い合わせ
伊藤忠ロジスティクス
医薬品物流部  
TEL:03-6230-0548

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