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インフォア/業界別に細分化し、日本の売上2倍に

2013年08月08日/SCM・経営

インフォアは8月8日、今後の販売戦略と製品戦略で売り上げを3年間で2倍にすると発表した。

<ティム・モイランアジア太平洋地域代表取締役>
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<インフォアジャパンの尾羽沢功社長>
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まず、インフォアのティム・モイランアジア太平洋地域代表取締役が「グローバル販売戦略について」現状と今後の展望を説明。

「現在、インフォアは28億ドルの売上高と、1万2400人の従業員、194か国7万企業での採用実績、800チャネルのパートナーを得ている。世界的に最も急速に成長しているERPベンダーだ。これはインフォアの差別化ポイントが功を奏しているからだ。適時で適正な製品展開、人々のソフトウェアの体験を変化させる、そして最先端のユーザーエクスペリエンス設計が他社との差別化に繋がっている」と現状を分析。

そして、「今後もインターネットのアーキテクチャに基づいた開発が重要で、業種ごとの細分化がますます必要。デジタル技術に恐れを知らない新しい時代の人々に向けた愛され、親しめる技術開発でインフォアの価値を高めたい」と語った。

次いで、インフォアジャパンの尾羽沢功社長は日本での戦略を発表。今後3年間で2倍の売上高を目指す予定だ。

「ERP自体は国内で年間13%ほど伸びている。これを基準にすると売上高2倍は無理なような数字だが、現在の売上は直販が65%、パートナー企業が35%の割合。これを50%対50%にし、既存顧客の深堀と新規顧客の獲得で実現していきたい。既存顧客への新たな提案で1.5倍は見込めると考えている。インフォアジャパンのインフォア内での売上高は3%程度と少なく、インフォアグローバルのトップ5にぜひとも入りたいと考えている」と述べた。

また。「我々の製品「Infor10x」はそのためのコンポーネントタイプの商品ということができ、すべての顧客にジャストフィットすることが可能だ。「Infor10x」は1000人の開発者、延べ1000時間、5億ドルを費やして完成したERP。新機能、新規統合は2009年時に比較してほぼ3倍の量、そして、システムをシームレスに統合し、ユーザーの容易なデータを利用できるなど、多くの特徴を持つ。さらにスマホ対応を図り、ビッグデータ対応を図るなど、革新を続けている」と説明した。

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