パナソニックは、マイナス40℃の低温下でも充電・放電が可能なニカド電池「カドニカGTシリーズ」を開発した。
<カドニカ GTシリーズ>
低温環境、常温でも60℃の高温環境でも対応できる仕様となっており、8月よりサンプル出荷を行い、2014年度から量産を開始する。
従来の電池ではその温度下で安定的に使用することが困難だったが、電解液マネジメント技術と高性能負極板を新たに採用することで、従来のニカド電池の対応温度を大幅に上回るマイナス40℃の低温環境でも充電・放電が可能となり、寒冷地などへの設置場所拡大、システムの簡略化、低コスト化を実現する。