SBSロジコムは8月13日、セイコーオプティカルプロダクツの眼鏡レンズ・フレームの物流業務を一括受託し、5月7日から3PL業務を開始したと発表した。
<ピッキングを終え梱包・出荷工程待ちのレンズ>
西船橋支店にセンターを開設し、30名のスタッフを配置、全国数万か所の小売店などから20時までに受け付けた注文を翌日午前中までに納品(出荷量は1日数千ケース)する。
<レンズは特注品を含めると5万種類>
眼鏡レンズはパッケージの形状やデザインが酷似しているうえ、度数別で管理することからアイテム数が5万以上の多品種少量商品。
短時間で大量のピッキングを正確に行う庫内作業の仕組みと体制作りが物流品質向上の大きなポイントだが、業務開始前の約1か月間、実際の商品を使用したリハーサルを実施した。
レイアウトや作業動線の効率検証、DASシステムのブラッシュアップ、スタッフの習熟度向上など入念な事前準備に取り組み、開始時から1か月後には業務量の波動分析やピッキング作業検証を行い、曜日や時間毎の人員配置をより適正に改善した。