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商船三井/沈没したMOL COMFORT同型船、3隻を強化工事完了

2013年08月16日/IT・機器

商船三井は8月12日、破断・沈没したコンテナ船MOL COMFORTと同型船6隻の安全強化策の状況を発表した。

事故発生後、予防的な措置として同型船(6隻)への安全強化策を実施し、“MOL CELEBRATION”(エムオーエル セレブレーション)、“MOL COURAGE”(エムオーエル カレッジ)、“MOL CREATION”(エムオーエル クリエーション)の船体の強化工事を完了した。

“MOL CELEBRATION”は神戸で、残る2隻も順次、アジア/北欧州航路のサービスに復帰する。

強化工事は、船体強度をIACS(国際船級協会連合)に準拠した日本海事協会の基準の約2倍に強化する目的に計画されたもので、3隻について、工事が計画通り実施されたことにつき同協会から確認を得た。

同型船の残る3隻のうち、“MOL CHARISMA”(エムオーエル カリスマ)と“MOL COMPETENCE”(エムオーエル コンピテンス)はすでに三菱重工業の造船所に着いており、9月末~10月初旬に同様の強化工事を完了する。

今年6月に竣工した“MOL COMMITMENT”(エムオーエル コミットメント)は三菱重工業の造船所で、2014年2月上旬までに工事を完了する予定。

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