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日立物流/4~9月の売上高8.3%増、営業利益21.1%減

2013年10月29日/決算

日立物流が10月29日に発表した2014年3月期第2四半期決算によると、売上高2939億3300万円(前年同期比8.3%増)、営業利益79億6800万円(21.1%減)、経常利益73億600万円(26.1%減)、当期利益29億5200万円(41.5%減)となった。

セグメント別では、国内物流では、新規案件を多数立上げたものの、立上げコストの増加や自動車関連などの既存顧客の取り扱い物量の減などにより、売上高は1900億8900万円(0.1%増)、営業利益は、129億8300万円(8.0%減)となった。

国際物流では、北米地域では自動車関連事業が堅調だったものの、中国地域ではバンテックグループの自動車関連事業の回復が遅れたことやアジア等における立上げコストの増加と日本発着の航空貨物の取扱いが引き続き低調だったため、売上高は937億4900万円(30%増)、営業利益は3億8700万円(46%減)となった。

グループ別にみると、日立物流グループが売上高2252億円(11%増)、営業利益79.5億円(8%減)に対して、バンテックグループが売上高748億円(5%増)、営業利益12.8億円(53%減)と利益面で大幅な減益となっている。

なお、3PLの主な受注状況は、立上げが53件(前年同期36件)、受注が58件(44件)と順調に推移している。

下半期では、構造改革推進による収益基盤の強化として、組織、グループ会社の再編、海外拠点の統廃合を進めるとともに、立上げロスコストの撲滅による新規事業の安定軌道化、自動車関連新規顧客の開拓、新たなビジネスモデル・ツールの開発を進める。

通期は、売上高6000億円(前年同期比9.6%増)、営業利益240億円(22.9%増)、経常利益230億円(17.5%増)、当期利益115億円(3.1%増)の見通し。

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