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ヤマトHD/宅急便好調で、4~9月の営業利益29.5%増

2013年10月30日/決算

ヤマトホールディングスが10月30日に発表した2014年3月期第2四半期の業績は、売上高6558億1800万円(前年同期比6.2%増)、営業利益233億5000万円(29.5%増)、経常利益239億1100万円(26.3%増)、当期利益123億7600万円(53.1%増)となった。

セグメント別では、デリバリー事業が、クロネコメール便が10億3800通(0.5%減)だったものの、宅急便が7億9400万個と前年同期比で11.4%増と大幅に増加し、売上高5245億3100万円(5.9%増)、営業利益114億4900万円(51.2%増)と好調だった。

国際輸送機能やロジスティクス機能を担うBIZ-ロジ事業の売上高は、貿易貨物の取扱量減少があったものの、通販関連サービスや医薬品・医療機器関連サービスの利用が拡大し、437億7400万円(4.6%増)、営業利益は貿易貨物の取扱量減少を補うには至らず17億3400万円(21.7%減)だった。

引越しなどのホームコンビニエンス事業の売上高は、家電製品や住宅設備機器、業務用設備機器の配送・設置サービスなどのご利用が拡大し、224億6800万円(6.7%増)だったが、営業損失6億3700万円を計上した。

IT関係のe-ビジネス事業の売上高は、通販関連サービスや電子マネー関連サービスなどが伸長し、199億500万円(12.1%増)、営業利益34億9500万円(32.1%増)だった。

通期は、売上高1兆3450億円(4.9%増)、営業利益710億円(7.2%増)、経常利益720億円(5.9%増)、当期利益405億円(15.2%増)を見込んでいる。

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