JALグループが10月31日に発表した2014年3月期第2四半期決算によると、国際・国内貨物の売上高は389億円(前年同期比2.7%増)となった。
国際線貨物は、海外発の生鮮品やエクスプレス貨物を誘致したほか、レベニューマネージメントの強化によるスペースの有効活用や販売強化によって収入の極大化を図った。
商品面では高度な温度管理で医薬品などを輸送するサービス「J SOLUTIONS PHARMA」はオーダーメードで顧客のニーズに応え実績を伸ばしている。
結果、有償貨物トン・キロベースで前年同期比9.6%の増加となり、収入については前年同期比4.0%増の262億円となった。
国内線貨物は、天候不順の影響で農作物の出荷が不調であったことに加えて、宅配便需要も落ち込んだが、取引先との関係強化や新規貨物の誘致などによって収入極大化に努めた。
結果、有償貨物トン・キロベースで前年同期比0.7%の増加となり、収入については前年同期比0.0%増の126億円となった。
JALグループ/8月の国際貨物18.3%増、国内貨物14.0%増