LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





米国/12月度のアジア主要10か国発のTEU実績7.4%増

2014年01月10日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は1月10日、米国海上コンテナ輸入の昨年12月実績をまとめた。

アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前月から7.4%増加し110万TEUとなった。

2013年通期でも前年比2.8%の増加となり2010年の1320万TEUを越えて1330万TEUと3年ぶりに横ばいから2.8%増の上向きとなった。

米国向け世界合計でも、12月も南米以外は堅調で前月比5%増、前年比8.2%増の1740万TEUとなり、2013年通期では前年比4%増の2075万TEUと上向きとなった。

アジア発の6割強を占める中国は、2012年の前年比は0.3%減の横ばいであったが、2013年は前年比6%増と全体を牽引した。

トランシップ扱い量が多い韓国は、2012年の前年比は4.9%増であったが、2013年は3.2%減となった。

香港、台湾、日本は、2012年の前年比は、それぞれ 8.6%、 2.4%、0.1%の減少であったが、2013年の前年比も、それぞれ3.8%、4.6%、5.4%の減少となった。

日本発直航8港と釜山港経由TS分を1港分として、9港の米国向け荷動きを3年間で比較してみると、東京、横浜、名古屋、神戸の主要港が減少傾向の中、釜山港TS分は6.4%の増加を示している。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

関連記事

国際に関する最新ニュース

最新ニュース