井本商運は1月14日、新造コンテナ船1隻を旭洋造船に発注したと発表した。
昨年11月に竣工した運航船で国内最大の「400TEU型コンテナ船(船名:さがみ)」を上回る540TEU型で、近海コンテナ船並みの大型船型となる。
2016年1月の竣工を予定しており、2015年度中には「400TEU型コンテナ船」と共に井本商運の国内基幹航路に就航する。
同船には、旭洋造船が開発し特許を取得した風圧抵抗の少ないエコ型船型「球状船首」を採用。
水線上の船首形状を球状にすることにより、風圧抵抗を低減すると同時に軽量かつ強度の高い構造が実現した。
ブリッジと居住区を船首部に配することで、従来型のコンテナ船に比べて良好な視界を確保し、なおかつ積み付け効率を向上させる。