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ソフトバンクモバイル/物流で音声認識システム導入、30%短縮

2014年01月21日/SCM・経営

シーネットは1月21日、ソフトバンクモバイルに物流向け音声認識システム「ci.Himalayas/voice」を導入し、昨年4月から稼働していると発表した。

ソフトバンクモバイルが取り扱う移動機、アクセサリー、SIMカードなどのアイテムを対象に、ピッキング作業、補充作業に使用されている。

音声認識システム導入により、ハンズフリーによる作業とバーコードスキャンによる情報照合、複数店舗同時のマルチピッキング方式での作業により30%の時間短縮、作業精度向上や作業負荷軽減も実現した。

ピッキング作業では、店舗毎のダイレクトピッキング方式で、一度に6店舗以上の作業を同時に進めることができる仕組みとなっている。

作業者は、音声によるロケーション番号やピッキング数量の指示に沿って作業を進め、実績の登録はバーコードスキャンで行うが、使用するスキャナは指に装着する小型のスキャナで、ハンズフリーを邪魔しないモデルを採用した。

ロケーションへの商品補充作業では、補充リスト情報を基に作業を行い、補充した数量を声で登録し、リアルタイムに実績登録がされるため、事務所での入力作業を払拭した。

ソフトバンクモバイルでは、各種スマートフォンをはじめとした多品種多量なアイテムの取り扱いに伴い、ロジスティクスセンターにおけるオペレーションの効率化が課題となっていた。

特に、作業効率化や精度向上、作業負荷軽減などが求められており、それらが実現できるシステムとして音声認識システムを採用された。

■音声認識システム
http://www.cross-docking.com/service/voice-system/

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