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山九/4~12月の売上高5.1%増、営業利益23.7%減

2014年01月31日/決算

山九が1月31日に発表した2014年3月期第3四半期決算によると、売上高3197億3400万円(前年同期比5.1%増)、営業利益113億2300万円(23.7%減)、経常利益107億8000万円(26.8%減)、当期利益61億4200万円(21.1%減)となった。

物流事業の売上高は1738億4800万円(7.9%増)、営業利益は36億1400万円(26.8%増)となった。

国内では輸入コンテナの取扱量が回復、港頭倉庫作業が増加するとともにコンテナターミナルにおける作業効率が向上するなど収益性が改善した。

3PL事業でも内陸倉庫の効率化を進め、既存事業の取扱増に伴う生産性向上を着実に進めてきた。海外では人件費高騰分の価格転嫁が一部遅れたが、引き続き東南アジア域内での設備輸送や化成品の輸出入取扱などが好調であり、新規連結の効果も加わって増収となった。

構内では顧客の合理化に対応するコスト削減は計画にとどかなかったものの、海外での新規作業の受注や円安進行に加え、国内の鉄鋼関連を中心とした作業量回復もあり、前年同期比は増益に転じた。

通期は、売上高4300億円(7.1%増)、営業利益165億円(7.5%減)、経常利益160億円(10.9%減)、当期利益92億円(5.3%減)を見込んでいる。

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