ヨコハマ冷凍(ヨコレイ)は2月5日、子会社のタイヨコレイがタイ・アユタヤ郡のワンノイ物流センター隣接地に「ワンノイ物流センター2号棟」を新設したと発表した。
アユタヤ県一帯は、数多くの食品メーカーが工場を構えるタイ国有数の食品加工基地。首都バンコクからタイ国中部・北部・東北部へアクセスする交通の要衝でもある。
隣接するワンノイ物流センターも2011年10月の竣工以降、順調に稼働、2号棟を加え低温物流サービス体制のさらなる強化を図る。
タイ国の経済発展と国際競争力の強化、地域発展の効果等を認められ、タイ投資委員会(BOI)の投資推奨事業に認定。
電動式移動ラック、ドックシェルター、垂直搬送機など日本同様の設備を導入。冷媒には環境負荷の少ないアンモニア(NH3)を使用し、太陽光発電システムを2か所に設置するなど、環境にやさしい運営にも取り組んでいる。
■ワンノイ物流センター2号棟の概要
名称:ワンノイ物流センター2号棟
所在地:131 Moo1 Phahonyothin Road, Sanubtueb, Wang Noi,Phra Nakhon Si Ayutthaya 13170
構造・規模:鉄筋コンクリート造3階建
延床面積:2万2105㎡
冷蔵収容能力:約2万7100トン
F級:約20,300トン
C&F級:約1700トン
C級:約3400トン
定温室:約1700トン
主な設備:凍結室(75トン/日)、電動式移動ラック(タイ国内営業冷蔵倉庫初導入)