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ARC/サプライチェーン計画の世界市場動向調査

2014年02月24日/調査・統計

ARC Japanは市場調査レポート「サプライチェーン計画の世界市場動向調査」を発表した。

企業の計画立案プロセスの洗練度が高度化し、SCP(Supply Chain Planning:サプライチェーン計画)ソリューションの世界市場の成長をもたらしている。企業は、独立していた計画機能をより包括的で洗練されたプロセスに置き換えることにより、サプライチェーン計画業務の改善を続けている。

この動きは、S&OP(Sales and Operations Planning:販売・業務計画)、MEIO(Multi-Echelon Inventory Optimization:多階層在庫最適化)やPOS(Point Of Sale)データを活用してより敏感な需要予測をおこなうデマンドセンシングなどの、より洗練された需要計画の導入が増えていることに現れているとしている。

需要予測を改善し、補充計画を洗練し、在庫回転率を向上させる活動で、大手の消費財企業は、POSや下流の在庫や顧客の忠誠度データさえも活用するために、デマンドセンシングソリューションを導入している。

また、デマンドセンシングは、SKUや小売り場所別のプロモーションによる増加をよりうまく予測するためにも使用されている。現在、大手のブランドのある製造企業が、主に、これらのソリューションを使用している。

しかし、これらの企業が実現した飛躍的な改善が、より小規模なCPG企業や、下流のデータをうまく活用することから利益を得ることができる電子などのような他の産業による導入を促す、とARCは予測している。

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