商船三井ロジスティクスは、タイ現地法人のMLGタイが、タイを中心としたアセアン域内でのトラックによるクロスボーダー一貫輸送サービスを強化、本格的に営業を開始した。
<MLGタイランドのクロスボーダー輸送サービス(トラック)>
MLGタイランドは、これまでタイとマレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー間のクロスボーダー・トラック一貫輸送サービスを単発的に手がけてきた。
今後見込まれる需要増大に対応し、2013年11月、クロスボーダー輸送の専門部署となる“CROSS BORDER & CONTRACT LOGISTICS SECTION”を立ち上げ、サービスメニューの拡充・強化を図り、3月から本格的に営業を開始したもの。
MLGタイランドは、主要事業の航空輸送、コンテナ海上輸送、ロジスティクス事業に加えて、危険品、長尺貨物、重量物の一貫輸送・据付等も積極的に展開。
タイ発着アセアン域内向けのこれらの貨物については、多くの場合、海上輸送によるDOOR TO DOORサービスよりも、陸路によるクロスボーダー輸送の方が所要日数は短く、かつ輸送費も割安に収めることが可能。
すでにアパレル、機械、インフラ資材等の顧客を中心に、多岐にわたる引き合いがあるという。