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村田製作所/RFID用デバイス「マジックストラップ」を量産

2014年03月27日/IT・機器

村田製作所は3月27日、有線I2Cインターフェース付きのRFID用デバイス「マジックストラップ」を開発し、量産を開始したと発表した。

<有線I2Cインターフェース付きRFID用デバイス「マジックストラップ」>
20140327murata - 村田製作所/RFID用デバイス「マジックストラップ」を量産

ICやセンサなどをつなぐことができるI2Cインターフェースを新たに備え、RFIDを使用して顧客の機器に搭載されたICの情報も読み取ることができる。逆にRFIDからの情報をICで読み取ることも可能。

I2CマジックストラップではICタグの電源がOFFの状態でもリーダ・ライタから電力が供給され、ICタグにアクセスが可能なため、低消費電力を実現できる。

BluetoothやWi-Fi、ZigBeeに比べて低コストで、無線通信の認証が不要の無線インターフェースを実現することができる。

用途として、電源OFF状態でもメモリにアクセスでき、在庫管理の効率化に貢献。たとえば、出荷直前に梱包状態で機器の設定変更などが可能。

また、センサと組み合わせることで、物流時の温度変化などのデータログを取ることが可能だ。

■概要
品番:LXMS2HACNF-165
RFID
適合企画:ISO/IEC 18000-6 TypeC,EPC/g C1G2
周波数帯:UHF(900MHz帯)
読み取り距離:2m
I2C mode:Standard(100kHz) , Fast(400kHz)mode
メモリ容量:3328bit
外形寸法:2.5(typ)×2.0(typ)×1.0mm(max)
サンプル価格:100円/個

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