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東京都港湾局/貨物集荷・物流効率化で補助制度

2014年04月01日/物流施設

東京都港湾局は3月28日、京浜港(東京港、川崎港、横浜港)の国際競争力強化に向けた取組の一環として、3つの補助制度を実施している。

2014年度東京港利用促進コンテナ貨物補助制度は、京浜港を起点とした海上コンテナ輸送のさらなる活性化を目指すためで、東京港を利用する船舶運航事業者で、2013年の船舶入港実績が、総トン数(GT)累計100万トン以上ある外航船社を補助制度の対象者としている。

補助対象貨物は、増加事業とフィーダー輸送事業 で、補助対象期間は4月1日から2015年3月31日。

港内横持補助制度(東京貨物ターミナル駅~東京港コンテナターミナル)は、東京港へのコンテナ貨物集荷と輸送効率化を図ることを目的とした東京貨物ターミナル駅と東京港コンテナターミナル間の横持費用を補助するもの。

補助対象者は、東京貨物ターミナル駅と東京港コンテナターミナル間の輸送を手配する事業者が対象。

4月1日から2015年3月31日の間に、鉄道輸送を利用して東京港から輸出入される海上コンテナ貨物の内、東京貨物ターミナル駅と東京港コンテナターミナル間で横持輸送される海上コンテナ貨物全量を補助対象とする。

補助金額は、1輸送(片道)あたり2000円。

コンテナ輸送用はしけ横持補助制度は、京浜港内での横持輸送で、船舶大量輸送による輸送効率の向上を目的としている。

京浜港内で、コンテナ輸送用はしけによる横持輸送を依頼する事業者(船会社等)を補助対象者とする。

4月1日から2015年3月31日の間に輸送される海上コンテナ貨物全量を補助対象とする。

補助金額は、1FEU(40フィートコンテナ)あたり実入り貨物(東京港で直接、本船への揚げ積みを行うもの)が2000円、空は1000円となる。補助金の上限は1申請者当たり800万円。

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