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米国/日本発の釜山経由トランシップ分は26%

2014年05月12日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は5月9日、日本発米国向けコンテナ船社とNVOCCランキングを発表した。

2014年第一四半期のNVOCC取扱比率は29%、伸び率は9.8%だった。

第一四半期の米国向けコンテナの動きは、前年同期比でアジア発は6.3%、世界全体では7.0%といずれも増加傾向の中、日本発直航分も2.4%増と昨年の1~3月が7.2%のマイナスであったことに比べて回復した。

また日本発の釜山経由トランシップ分は26%の大幅増を記録した。

日本発直航分の伸び2.4%増を主要港別にみると、東京5.1%増、名古屋4.6%減、神戸5.5%増、横浜10.5%増、清水0.4%減、博多5.6%増、仙台11.5%増、大阪0.5%増だったが、日本発釜山TS分は25.9%増だった。

日本発釜山TS分の船社別の伸びはシエア32%の韓進が11.1%増に対して邦船3社(シエア37.8%)の伸びが目立った。

<日本発釜山TS分船社ランキング>
20140512zepo 515x281 - 米国/日本発の釜山経由トランシップ分は26%

日本発釜山TS分のNVOCCの取扱比率は23% (B/L件数ベースでは25%)、伸び率では43.8%増 (B/L件数ベースでは30.8%増) と大幅増。

<日本発直航分 NVOCCランキング>
20140512zepo2 515x587 - 米国/日本発の釜山経由トランシップ分は26%

日本発直航分のNVOCC上位4社の順位は昨年と変わらないが、4位の近鉄エクスプレスの伸び率が、TEUベース(40.2%増)、B/L件数ベース(18.5%増) と高く、シエアも7.5%に増加、7位以下では日立物流と住商ロジステイクスが昨年の10位以下からそれぞれ7位、10位に入った。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

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