商船三井は6月3日、グループのエム・オー・エル・マリンコンサルティング（MOLMC）が、日本海事協会（NK）から、MOLMCが実施するブリッジ・リソース・マネジメント（BRM）訓練に関して海技教育訓練認証を取得したと発表した。
＜船橋での訓練＞
＜訓練後の評価の様子＞
MOLMCは、商船三井がグループ船員に対して実施しているBRM訓練を、国内で初めて国際海事機関が定めるモデルコース1.22に完全準拠（5日間コース）させ、そのアップグレードを図ったことが認められたもの。
なお、BRM（Bridge Resource Management）訓練とは、船橋で利用可能なあらゆる資源を有効活用することにより、船長や航海士など操船指揮者が安全運航を管理することを目的とした訓練。
チームワークを駆使して、状況確認、情報伝達、問題点認識、解決策の立案、その実行というプロセスを繰り返すことで船橋の組織運用技術を高めるもの。
