栗山米菓は7月4日、新潟市北区西名目所に新工場「ばかうけファクトリー」を建設していると発表した。
新潟市北区西名目所に約7万㎡の土地を取得し、昨年10月に延べ床面積約1万7063㎡の倉庫を稼働。
今年3月に新工場「ばかうけファクトリー」を着工し、2015年2月の稼動を予定している。
新工場は、4階建てで延床面積は約1万6757㎡。屋根には、約1000kw/hの太陽光発電設備(京セラ製)を導入する。
当初は、うるち米の生地製造ラインの導入を予定しており、日産約24トンと従来の約1.25倍になる見通し。将来的には新発田工場と中条工場のばかうけ生産ラインを集約し、ばかうけの製造工場として稼動する。
現在は、本社工場(新潟市)、新発田工場(新発田市)、中条工場(胎内市)の新潟県内3か所で生産しているが、間食健美など新商品の発売、ばかうけアソートや瀬戸の汐揚アソートといった大袋商品の伸張に伴い、既存工場の生産能力が限界に達していた。
■新工場の概要
工場の名称:ばかうけファクトリー
所在地:新潟市北区西名目所
敷地面積:6万8231㎡(倉庫用敷地含む)
延床面積:1万6757㎡(鉄筋4階建て)
生産品目:うるち米原料の米菓生地
生産能力:約24トン/日