マンハッタン・アソシエイツは、総合的なWMSソフトウェアの分野で最も影響力のある世界的リーディング・サプライヤーにランキングされたと発表した。
世界的な調査・提言企業であるARCアドバイザリーグループが行った世界規模での倉庫管理システムに関する分析と2018年までの市場予測を含む調査レポートによるもの。
このレポートの中で、ARCアドバイザリーグループのエンタープライズ・ソフトウェア・アナリストであるClint Reiser(クリント・ライザー)は「マンハッタン・アソシエイツはWMSソリューションを提供する企業のうち2013年度で最も影響力のあったサプライヤーに選出され、10年間連続でランキングに入った。
マンハッタンの「サプライチェーン・プロセス・プラットフォーム(SCPP)」は、WMS、ヤード管理、TMSといったアプリケーションを通じて、サプライチェーン全体の最適化を実現するためのインフラを提供する。こうした業務横断的な流通全体でのワークフローの構築は、製造業、卸売業、小売業のそれぞれに大きな価値をもたらすもの」と述べている。
レポートの中では、今後WMS市場が成長していく上での非常に重要な要素として、オムニチャネル・コマースに向けた動きが活発化していることにも触れている。
また、今回のARCアドバイザリーグループのレポートの中で、マンハッタン・アソシエイツは全36のカテゴリーのうち21の領域においてリーディング企業と位置づけられた。
その一部として「Tier 1企業向けWMS」「小売業向けWMS」「アパレル小売業向けWMS」「食料品/飲料小売業向けWMS」「医薬/バイオテクノロジー向けWMS」「輸送/物流業向けWMS」を挙げている。
なお、ARCアドバイザリーグループのレポートは毎年発行しており、WMSソリューションを提供する40以上のサプライヤーを対象として行った調査結果をもとに、2018年までの市場の詳細な分析と予測を提供している。