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米国/7月度のアジア主要10か国発のTEU実績2.5%増

2014年08月15日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は8月11日付で、米国海上コンテナ輸入の7月実績をまとめた。

アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前月から3.2%増加し前年同期比2.5%増の126万TEUとなった。

米国向け世界合計(FROB含む)でも、アジア発に加えて、中米発(-10.6%)以外は、欧州発4.5%、カナダ発18.7%、南米発15.7%とそれぞれ増加し、全体では前月から3.1%増え前年比で1.8%増と堅調だった。

アジア発の6割強を占める中国発は前年比3.6%増と5か月連続の増勢に対して2位の韓国は0.2%のマイナスで横ばい、 3位の香港が14.5%のマイナスだったものの、4位の台湾が先月の+28.9%につづいて19.2%のプラス、6位の日本も5.5%のプラスだった。

ASEANのシンガポール、ベトナム、タイはそれぞれ5.2%、16.1%、11.4%のマイナスだが、マレーシアは29.4%の7か月連続プラスと、インドも30.2%の11か月連続のプラスとなった。

日本発は直航分が6か月連続のプラスで、東京、神戸発は前月比でそれぞれ14.4%, 14.7%、前年比でそれぞれ15.1%, 18.4%の増加。

釜山経由トランシップ(TS)分は前月比1.1%のプラスだが、前年比では昨年7月が例月よりも多かった(5,360TEU)ことで7.1%のマイナスだった。

日本発直航分の米国西岸港向け(母船積地ベース、実入り、FROB含)の動きは、ロスアンゼルス港向け、ロングビーチ港向けがそれぞれ1.3%、4.6%のマイナスに対して、タコマ港向けが40.7%の急増、シアトル港向けは20.5%のマイナス、エバッレット港向け、オークランド港向けはそれぞれ13.4%, 5.5%のプラスだった。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

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