ドローン物流サービスを手掛ける「そらいいな」は2月3日、長崎県五島市の福江島で処方薬のドローン配送を開始したと発表した。
「そらいいな」では、福江島市街地の薬局から玉之浦地区の特別養護老人ホーム「たまんなゆうゆう」向けに医薬品の定期配送を受託しているが、患者の体調変化や往診の結果により急きょ薬の切り替えが必要となった際には、施設スタッフが車で片道約1時間かけて受け取りに行く必要があり、翌日の受け取りになるケースも発生していた。
こうした課題に対し、オンライン服薬指導とドローンを組み合わせた配送を開始したもので、医師が往診またはオンラインで診察を行い発行した処方箋を薬局にFAX送信(後日、原本を郵送)し、薬剤師が調剤と患者へのオンライン服薬指導を実施した後、「そらいいな」のスタッフが調剤済みの処方薬を受け取って、五島市の中心市街地から車で約5分の発射拠点でドローンに処方薬を搭載する。
長距離飛行可能な米国Zipline社の固定翼ドローンを利用し、事前に飛行許可を取得した指定経路に沿って、陸路で60分かかる距離を25分で飛行する。
今後は、福江島内の高齢者施設に加え、福江島内各地域や五島市二次離島の住民などに対する処方薬配送の可能性を検討し、地域の医療アクセス向上に向けた持続的な運用モデルの確立を目指す。
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