三菱倉庫が10月31日に発表した2015年3月期第2四半期決算によると、売上高992億2500万円(前年同期比1.9%増)、営業利益56億2900万円(1.9%減)、経常利益71億7600万円(5.5%増)、当期利益45億2400万円(13.7%増)となった。
物流事業全体の売上高は、831億1400(4.5%増)、営業費用は、貨物取扱量の増加に伴い作業運送委託費等が増加したほか、新しい物流情報システムの稼働に伴う減価償却費の増加もあり、796億900万円(4.3%増)となった。営業利益は35億400万円(9.6%増)。
倉庫・陸上運送の両事業は、医薬品、家電製品等の取扱が堅調に推移したため、売上高は倉庫事業で190億5800万円(2.0%増)、陸上運送事業で215億4100万円(3.3%増)。
港湾運送事業は、コンテナ貨物の取扱が増加したため、売上高は88億7600万円(6.5%増)となり、国際運送取扱事業は、輸出入貨物の取扱増加等により、売上高は240億5500万円(6.4%増)となった。
通期は、売上高2100億円(6.0%増)、営業利益123億円(1.2%増)、経常利益144億円(2.0%増)、当期利益82億円(3.8%減)を見込んでいる。