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日本郵船/4~9月の売上高8.3%増、営業利益39.7%増

2014年10月31日/決算

日本郵船が10月31日に発表した2015年3月期の第2四半期決算は、売上高1兆1790億9800万円(前年同期比8.3%増)、営業利益278億9600万円(39.7%増)、経常利益367億3800万円(43.3%増)、当期利益200億200万円(2.5%減)となった。

定期船事業全体は、前年同期比増収となり、利益を計上した。

コンテナ船部門では、全般的に荷動きは増加したものの、欧州航路を中心にした新造大型船の竣工・投入と、これに伴う他航路での船型大型化により、供給過剰の状態が続いた。

サービス面では、G6アライアンスが北米西岸航路、大西洋航路へ協調を拡大し、合理化とサービス網の拡充を進めた。

北米航路から始めた EAGLE プロジェクト(効率的なコンテナ運用、粗利の極大化を目指す活動)を欧州航路、南米航路等他航路へも展開し、更なるコスト削減・粗利改善にも努めた。ターミナル関連部門の国内外コンテナターミナルの総取扱量は前年同期比で増加した。

物流事業全体は、増収増益となった。

航空貨物輸送は、日本発を中心に堅調に推移し、取扱実績は前年同期を上回った。

海上貨物輸送は、収益性が改善した。ロジスティクス事業は、南アジアを中心に事業を拡大した。内航輸送事業及び国内倉庫事業は、ともに堅調に推移した。

通期は、2兆3300億円(4.1%増)、営業利益588億円(30.7%増)、経常利益657億円(12.5%増)、当期利益350億円(5.9%増)を見込んでいる。

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