福山通運が11月7日に発表した2015年3月期第2四半期決算によると、売上高1244億5200万円(前年同期比0.2%増)、営業利益54億7600万円(2.2%減)、経常利益59億9200万円(0.9%増)、当期利益35億2500万円(6.4%減)となった。
運送事業は、輸送量は前期末からの反動と不採算荷物の見直しにより減少が続いていたが、第2四半期末にかけて急速に回復の兆しが見えてきた。
運賃の是正や不採算荷物からの撤退など荷物構造の改善を推し進めるとともに、チャーター事業への取り組みを強化した。東根、新庄(山形県)と名古屋南に新たに拠点を開設し、ネットワークの拡充を図ってきた。
結果、売上高は1088億8100万円(0.5%減)、営業利益は49億5100万円(1.3%増)となった。
通期は、売上高2550億円(0.2%減)、営業利益116億円(6.4%減)、経常利益123億円(8.5%減)、当期利益75億円(0.5%減)を見込んでいる。