滋賀県とヤマト運輸は11月26日、「滋賀・びわ湖ブランド」の推進による地域の活性化、県民サービスの向上のために「包括的連携協定」を締結したと発表した。
滋賀県とヤマト運輸は、「包括的連携協定」を締結し、それぞれが有する人的・物的資源を有効活用して、「滋賀・びわ湖ブランド」の推進による地域の活性化や、県民が安全・安心に暮らすための県民サービスの向上に取り組んでいくとしている。
<左からヤマト運輸のキャラクター「シロネコ、クロネコ」、大井支社長、滋賀県三日月県知事、ご当地キャラクターの「キャッフィー」>
主な取り組みの一つが、滋賀県オリジナルのご当地送り状・ご当地BOXを製作し、「滋賀・びわ湖ブランド」の情報を発信すること。
琵琶湖を背景にしたご当地送り状や、比叡山延暦寺などの観光地、信楽焼などの特産品、「キャッフィー」などのご当地キャラクターを記載したご当地BOXを製作する。
ご当地送り状やご当地BOXで発送された荷物が全国の顧客に届くことで、観光地や特産品などの滋賀の魅力を全国にPRする。
県内宿泊施設へ当日届ける、手ぶら観光サービスを新たに提供する。県内に32か所あるヤマト運輸の営業所に、午前知友に持ち込まれた荷物を、県内の宿泊施設へ当日に届ける「手ぶら観光サービス」を新たに提供する。
例えば、「琵琶湖1周サイクリング」に来た観光客に利用してもらうことで、より便利で快適にサイクリングや観光を楽しむことができる。
さらに、高齢者や子どもの見守り支援、災害時の対策、環境保全の推進などの取り組みを行っていく予定だ。
滋賀県とヤマト運輸は相互の連携を強化し、手ぶら観光サービスの取り扱い拠点を駅や観光地、商店などにも拡大していく。また、観光案内所の機能を有したヤマト運輸の営業所開設や、特産品の販路拡大など地域の活性化に繋がる新サービスの開発に取り組んでいくとしている。