山九は12月10日、タイ現地法人である、山九タイと、山九レムチャバンが、タイ王国税関から通関事業者としてAEOの認定を受けたと発表した。
タイ王国AEO取得は、米国、シンガポール、韓国に続く、山九グループとして4か国目の認可取得となる。
山九タイと山九レムチャバンはタイ発着の輸出入貨物の通関迅速化や、タイ税関と輸入国税関の相互承認により、輸入国側においても通関手続上で書類審査・検査などの負担軽減効果が今後期待される。
タイを中心とした自動車部品の3国間物流が増加してきており、今回のAEO取得により、さらに質が高くスピーディーなサービス提供が可能となった。
AEO制度は、Authorized Economic Operator の略で、国際物流でのセキュリティの確保と、円滑化の両立を図るために構築された制度。日本国内において山九グループは47の通関事業所がAEOを取得している。